ザ・ポーチャー(密漁者)
ユーチューブって貼れるのかな?
釣りの歌って数あれど、この曲が大好き
小気味の良いストリングスが釣り場へ向かう道すがらの高揚感を上手く表している
歌の内容はザクっとこんな感じ
毎朝、いつもの道を通り釣り場へ向う老人
彼はお金も名誉も求めない
ただ「宝石の様な目をした魚」を釣りたいだけ
その姿はまるで「世界で最初の密漁者」の様
って感じ
タイトルにもある「密漁者」の意味を考える
はたして老人は禁漁区、もしくは捕獲が禁じられている魚を狙っているのだろうか?
たぶん違うと思うし、違うべきだよね?
そんな小悪党を歌った歌がこんなに美しい訳がない
おそらくね、人間が初めて道具を使って「獲物を仕留めた」ときから生まれた「原罪」にも近い「喜び」の事を歌っているのではなかろうか?
人間が決めたルール
もちろんそれを守るのは大前提なのだが、それは人間の都合や倫理の問題で
釣られる魚にとっちゃどっちも災難には違いない
人間は「密漁させてもらってる」身分なのだ
大自然に
「いただきます」の精神だよね
魚を食べたいだけならスーパーで買ったほうが手間も時間もかからない
でもなぜ釣人は眠い目をこすって釣り場へと向うのか?
それはこの「世界で最初の密漁者」の気分を味わう為なのだ
そんな歌だと思ってる
今日、4月1日は、そんなロニーレインの誕生日
難病に苦しみ、若くして旅立ったロニーだが
その「人懐っこい」歌はいつだって聞く人間を優しい気持ちにしてくれる